「とりあえず、ホームページを整えたいんです」
この相談は、とても多いです。
そして同時に、
一番うまくいきにくいスタートでもあります。
なぜなら、
Web制作は単体で成立する仕事ではないからです。
Webは“何か”を伝えるための器にすぎない
ホームページは、
それ自体に意味があるわけではありません。
- 何を伝えるのか
- なぜそれを伝えるのか
- 誰に向けて伝えるのか
この前提がなければ、
Webはただの「箱」になります。
どれだけ整っていても、
中身が決まっていなければ、
使い道は定まりません。
ブランディングがないWebで起きること
ブランディングが整理されていない状態で
Webを作ると、ほぼ必ず次のことが起きます。
- 情報を詰め込みすぎる
- 説明が長くなる
- ページごとに言っていることが違う
- 後から直したくなる
これは、
制作会社の腕の問題ではありません。
判断軸がない状態で作っている
ただそれだけです。
ブランディングは「デザインの前工程」ではない
ここで誤解されがちなのが、
ブランディングを
Web制作の前にちょっとやるもの
と捉えてしまうことです。
しかし本来、ブランディングは
Webを含めたすべての表現の“土台”です。
- Web
- 動画
- 営業資料
- 採用
すべてが
同じ理由、同じ言葉、同じ判断軸で
語られる状態をつくる。
それがブランディングです。
成果が出るWebは「説明」より「判断」を助けている
成果につながるWebサイトは、
多くを語りません。
代わりに、
- 自分に合っているか
- 安心して任せられるか
- 話を聞いてみたいか
こうした判断がしやすい状態を
自然につくっています。
そのために必要なのが、
「この会社は、なぜ選ばれているのか」
という一本の軸です。
ブランディングがあると、Webは迷わなくなる
ブランディングが整理されていると、
Web制作は驚くほどスムーズになります。
- 何を載せるか迷わない
- どの順番で伝えるか決まる
- デザインの方向性が揃う
- 後からブレにくい
Web制作が大変なのではなく、
前提が曖昧なまま作ろうとするから大変なのです。
Webは「作る話」より「整える話」から始める
もし今、
- Webをどうにかしたい
- でも何が正解か分からない
- また作り直すことになりそう
そんな感覚があるなら、
それはWebの問題ではありません。
ブランディングを整理するタイミングです。
何を伝えるかが整えば、
Webはその延長として
自然に形になります。
最後に
Web制作は、
ブランディングの代わりにはなりません。
そして、
ブランディングがないWebは、
本来の力を発揮できません。
だからこそ、
順番が大切です。
整えてから、伝える。
この順番を守るだけで、
Webは
「作るもの」から
「選ばれる理由を伝える道具」に変わります。
Webの話をする前に、「なぜ選ばれているのか」を一度、話しながら整理してみませんか?
作るかどうかは、その後で大丈夫です。
まずは判断軸を整えるところから始めてみてください。
